株式会社キバンでは、2007年の夏から、創業時より10年続けた受託開発業務を縮小し、eラーニングに特化して参りました。いつか小さなことでもいいから、eラーニングの分野で、日本一になりたいと、スタッフ一同、頑張って参りました。
eラーニングにおける、3つの分野で1つの目標を達成しましたので、お知らせします。
2006年7月 eラーニングシステムが、最高レベル(RTE3)で認証試験に合格
eラーニングのシステム(eLearning Manager3.0)で、日本eラーニングコンソシアムから、SCORM認証を受けました。最高レベルのRTE3で認証を受けることから私たちのチャレンジが開始しました。
2007年4月 eラーニング専門家数で、日本一
eラーニングの専門家数として、全社を挙げてSCORMアセッサ試験に取り組みました。合計8名の合格者となり、日本一のSCORMアセッサ数となりました。SCORMならびに、SCORMアセッサの説明は、日本eラーニングコンソシアムのWebサイトに任せますが、通常は1社1名いれば、コンテンツの認証をとることができるので、8名もの合格者は不要かもしれません。
ですが、社内で、SCORMに関する内容が、日常会話のように利用されるようになり、全社を挙げて取り組んで良かったと思います。
eラーニングを業務とする大企業にはいずれ人数では太刀打ちできなくなる日が来ることもあるでしょう。私たちは、従業員全員にeラーニングに関する専門知識の証明の1つとして、今後もSCORMアセッサ試験に取り組んでいきたいと思います。
2007年7月 SCORM認証コンテンツ数で、日本一
ベリタス・アカデミー、ウォンツの皆さんの協力を得て、コンテンツにおいても、日本eラーニングコンソシアムから、104コンテンツのSCORM認証を受けました。1コンテンツの認証費用が、5000円ですから、これだけでも50万円を超える出費です。認証をとったのは、広くどのLMSにも、このコンテンツをご利用いただき、ベリタスアカデミーや、ウォンツのすばらしいコンテンツを活用いただけたらと思ったからです。
私たちは、eラーニングシステム(LMS)を持つ会社でもありますが、コンテンツを囲い込むのではなく、すばらしいコンテンツであれば、広く利用していただくために、標準規格に準拠させ、どのLMSでもご利用いただければと思います。
小さな目標が3つクリアーしましたが、私たちは、もっとも遅く、このeラーニングの業界に参入した会社であり、至らぬ事ばかりです。
私たちにできることは、ご利用者の皆様の立場に立ち、皆様の声を真摯に受け止め、改善の日々であると考えています。
究極の目標は、社名に込めた社会基盤としてご利用していただけるようなソフトウェアを、皆様に提供することです。そのためにも、日々研鑽を続け、あらゆる努力を惜しみません。皆様からのご意見、ご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。