高度情報知識社会においては、その根本をなす知識それ自体のライフサイクルや変化がきわめて急速化しています。その為、個人のみならず組織として知識を獲得し、生み出し、価値を付与し、それらを共有・再利用する社会的・技術的基盤が重要になります。
しかしながら、そこで求められる知識の生成と、相互伝達のやり方、知識循環の軸となる学習環境の理論的・技術的に十分探求されていない。現在、未整備なこれらの課題に対して、ただし方向性の整備が急務とされています。
Learning-GRID とは、高度情報化社会における教育サービスと、それを実現させる為の技術的基盤のとの総称をさします。
Learning-GRIDの技術的用件は、開放分散サービスモデル(OGSA)に基づき構築されます。
参考文献
- 知識循環思考の Learning-GRID システムと新しい教授学の体系化
- 科学研究費補助金 基礎研究(A) 中間報告書
--- この記事は 中村おりお が書きました ---
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