早稲田大学大学院 国際情報通信研究科 小尾研究室に所属して、eラーニングに関する研究をしていますが、5月21日~29日まで、麻疹(はしか)のために、大学が完全に閉鎖され、休講状況でした。
一昨年、東南アジアで、O159が大流行した際、同様に、全学休講となり、学校閉鎖状態となりました。その際、香港バプティスト大学(http://arts.hkbu.edu.hk/)では、急遽、eラーニングの講義が行われ、その迅速な対応に驚かされたものです。
早稲田大学大学院 国際情報通信研究科では、どうなのかな、、、と思っていると、担当教員から、すぐに課題が届きました。学生、社会人と個別の課題が与えられ、メールで課題を提出しましたが、eメールで一斉に課題を与え、eメールによる課題の提出を受け付けるのも、インターネット、ICT技術の上手な使い方なのかと思います。
どうしても、技術、開発ばかりをしていると、私であれば、LMSを用意して、教材をアップして、採点基準を用意して、、、と、本格的にeラーニングの環境を整えようとしてしまいがちですが、即日メールで課題を与えた小尾教授の方が、正しい解決策だと思います。
あまりにも専門のことばかりをしていると、その専門の中だけで考えがちですので、大きな視点で、全体を一度見ることは重要であると、発見した次第です。
http://www.waseda.jp/jp/news07/070529.html
現在、麻疹の流行に伴い5月21日(月)4時限~5月29日(火)終日まで休講ならびに出席停止措置を行っていますが、事態が沈静化に向かっているため、5月30日(水)から、全ての授業および課外活動を再開します。
ただし、本学では感染防止に向けた措置を引き続き行ってまいります。
1.出席可能な学生は原則として次のとおりとします
1) | 過去に麻疹にかかった経験のある者 |
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2) | 過去2回麻疹の予防接種を受けた者 |
3) | 抗体検査の結果、抗体が十分にあることの確認を行った者 |
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