このblogでは、eラーニングに関する最先端の情報や、動向について書いていきたいと思います。eラーニング関連の事業を行う会社を経営する一方、早稲田大学大学院 国際情報通信研究科で、eラーニングの標準化、国際標準に関する研究をしています。
eラーニング専門企業として、早稲田以外にも、青山学院大学、電気通信大学に社員を学ばせ、常に最新動向や、理論にも注目をしています。
そんな仕事の中、研究生活の中で、目にとまったeラーニングの最新事情、動向などについて、情報をまとめていきたいとおもいます。
会社を作ってから、自分自身が、どのようにeラーニングに接してきたかを振り返ってみたいと思います。
1997年に、インターネットに関わる仕事がしたいとおもって会社を設立しました。
文系出身だった私は、プログラムは、独学で学ぶしかありませんでした。猛烈に忙しい中で、知識や技術を吸収する方法としては、下記の方法がメインでした。
●マニュアルを購入する
大型書店や、秋葉原の書泉グランデに行き、自分が習得したい分野の書籍を、棚ごと買って帰ってきて、隅から隅まで目を通して、全体像、概要をつかんだら、必要な箇所からじっくり、しっかり読み進めて、知識を吸収していく方法で学習をしました。年間書籍代が、200万円近くになることもあり、通常、このような方法での知識吸収は、難しいと思います。
●Webサイトからの知識吸収
Webサイト、とくに英語圏のサイトには、貴重な情報やノウハウが山積でした。大学院時代に接していた専門書に比べ、平易な英文で、ずいぶん海外のサイトには助けられました。eラーニングが、どんなに発展しても、文字情報、目からの知識吸収は、絶対なくならないであろうと思います。
●eラーニング
WIDEプロジェクト(http://www.soi.wide.ad.jp/contents.html)というサイトがあって、慶応大学を中心として、授業をインターネットで公開しているサイトがあります。最初は慶応大学の先進的な取り組みに、嫉妬に近い気持ちで、傍観していましたが、ある時からヘビーユーザーとして、多くの知識をこのサイトから得ました。今は、早稲田大学大学院に通学していますが、トータルの学習時間でいえば、このサイトから学んだ時間の方がうんと長いように思います。
自分の専門(経営学)とは、関係ない分野で起業したため、起業してから猛勉強に、猛烈に働くという、学問+仕事が、私の働くスタイルになっています。
今日、知識社会化している現在、職業が異なったとしても、常に学び続けることは、必要不可欠だと思います。忙しい仕事の中から、貴重な時間を工面して勉強するのですから、もっとも効果的で、楽しく勉強できる方法を見つけて行くことも、学習を継続させ、効果を上げていくためにも、重要だと思います。
初回は、この辺で。では、また。