ソウル人材開発院は、3月25日からソウル市と自治区の職員4万人を対象として、
韓国国内の行政機関では初となるuラーニング基盤コンテンツ
「u知識旅行」サービスを開始しました。
「u知識旅行」は民間のコンテンツベンダーから
250程度の教材を導入して運用を開始しましたが、
今後、ソウル文化デザイン・プロジェクト等の「ソウル市独自のコンテンツ」を40以上開発し、
年間540以上のコンテンツを提供することを目指しています。
これらのコンテンツは、パソコンのみならず、
携帯電話やPMP等モバイルにダウンロードして、
出張や帰宅時の地下鉄やバス、あるいは休日の登山中など、ユビキタスに学習可能です。
また、「u知識旅行」は5分前後の学習用コンテンツだけではなく、
英語や中国語などの外国語講座以外行政機関、
研究室などの主要機関の重要な報告書や研究論文なども提供していく予定です。
他の行政機関に先駆けて、
eラーニングからuラーニングへと職員教育を転換する「u知識旅行」を運用開始することで
ソウル市は公務員社会の教育環境及び教育体系変換の発火点となることを狙っています。
http://ehrdi-kut.ac.kr/sub/data/data_frame2.asp?file=/sub/home_news/list.asp
情報源はこちらの、韓国教育大学能力開発教育院eラーニングセンターです。
eラーニング導入時に気をつけることとしては、
学習時間を勤務時間内に含めることがあげられていますが、
uラーニングは、勤務時間中の出先や移動時間のみならず
勤務時間外の帰宅時や休暇中に学習することを想定しています。
企業や行政のトップが導入推進する際にはプラスの判断材料となるでしょうが、
実際の効果を考えるとeラーニングの時と同様、
期待されているような学習が行われるかは疑問が残ります。
成果についてのニュースが期待されます。
ですが、出張などオフィスワーク以外の職務がメインの職種の人々が
勤務時間中に学習を行えるようになるのは
間違いのない利点だと考えられます。
投稿情報: かただ | 2008年4 月25日 (金) 15:32
どこでも手軽に勉強できるというのは大きな強みになりそうですね。
確かに、業務で必要な勉強は、業務時間内にすべきだという考え方もあります。業務に直結する内容であればその通りだと思います。
ただし、長期的な視点に立って考えると、より幅広い勉強をすべきです。そのためには業務時間外も生かす必要があると思います。
投稿情報: 洋一郎 | 2008年4 月27日 (日) 14:58
Uラーニング
『Uラーニング』は 使いやすさ、 操作の単純さを追及した、携帯電話でも学習できるオープンソースのe-Learningシステム、オープンソースマインドな教材コンテンツ流通システムです。
例えば、印刷機能を使うと共有されたテスト用コンテンツを活用して、手軽にペーパー(紙)テストを作る事もできます。また、インストールなどの手間が必要ないWEBから利用できるサービスとしても無料でご提供致しておりますので、各種学校での利用のみでなく塾講師や家庭教師の方など、誰もが手軽にご利用いただけます。
現在、オープンソースのe-Learningソフトウェアは存在しますが、 携帯電話を使用したモバイル学習にも対応、コンテンツのオープンソース化、オフライン授業へのデジタル支援 をすることにより、教材作成/アウトプット、新しい形の学習方法をご提供致します。
※『Uラーニング』の U:ユビキタス、ユニバーサル、Youなどの意です。
u-Learning:次世代e-Learning「いつでも、どこでも、誰でも、誰とでも」
投稿情報: リョウ カ | 2008年4 月30日 (水) 12:16
北見工業大学
http://ulearn.svbl-ia.kitami-it.ac.jp/
で、uラーニングの取り組みをした内容が公開されているようですね。
投稿情報: eラーニング大好き人間 | 2008年4 月30日 (水) 14:25