私が大学で専攻したのは、経営学でした。経営学部を選ぶ際、特に深いこだわりがあって選んだ訳ではありませんでした。しかし経営学を学ぶうちに、その奥深さを知り、一生取り組むに価するテーマ、学問であると考えるようになり、後に大学院への進学を決意した次第です。
経営学は私にとって、寝食を忘れるくらい熱中できるものであり、とても感動し頭の中の霧が晴れるような思いをすることもしばしばありましたが、涙を流すくらい深い感動を覚えたことはありませんでした。
大学院を修了した後、さまざまなご縁にあずかり、経営者の道を進むことになりました。それまでの学びから、経営の実践をするようになってからも、時間の許す限り、専門書に目を通したり、ビジネス書と向き合ったりしてきました。
そんな膨大な書籍の中にあって、たった1冊、涙が止まらなくなるほどの感動を覚えた書籍があります。
『日本でいちばん大切にしたい会社』 という書籍です。何度も読み返すことができる書籍はそう多くはありません。この書籍はそんな何度も読みたくなるような貴重な1冊です。
最近、ある書店で、この本に紹介されている企業2社の代表取締役の講演をおさめた書籍(DVD2枚が収録)を見つけました。『日本でいちばん大切にしたい会社 DVDブック』(2,400円+税)です。
書籍版『日本でいちばん大切にしたい会社』 を初めて読んだ時は、涙が止まらず、少しずつ読んでいったことを思い出しました。
今回のこのDVD版は、お風呂に入って身を清め、心を落ち着かせてから、ゆっくり、じっくりと観たいと思っています。
感想は追って報告いたします(すでにご覧になった方へ…、私にDVD版の内容を教えないでくださいね)。
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