私は、Webを作成するときやパンフレットを作成するときなど、どこまで情報開示をすれば良いのか、いつも頭を悩ませます。
私は、Webから情報収集をすることが多いので、手間なくWebで完結させたもらえた方がありがたいと考えています。その都度、お問合せを入れたり、日時を設定してミーティングをしなくても、きちんと情報開示がされていてオープンであることがベターであると思っています。
しかしながら、個人情報の問題やコンプライアンスを考えると現代の情報開示範囲は慎重に考えておかなければなりません。
eラーニングを専業企業にしてから、コツコツと学んだことや、体験したことをBlogに書きためたり、Web上にまとめたりしていますが、情報をきちんと整理して公開していくことの難しさや、有用な情報を提示していくことの難しさを痛切に感じています。
もともと、社費留学(国内大学院に入学した)スタッフの研究成果をメモしておき、公開していくことを目的に開始した本Blogですが、気がつけば、私西村が隙間の時間を見つけては、日々感じたことを書いていますので、皆様に価値ある情報を提供できているのか心配になります。
この春から、eラーニングに関する取扱製品を増やしていく予定があり、新しい総合パンフレットの作成を開始させましたが、限られたボリューム内で、きちんと情報を整理して、お客様に分かりやすく伝えることができるように知恵を絞っています。
携帯電話の総合パンフレットなどを、参考にしたりしていますが、大きな文字でインパクトを出している表現から、わかりやすく具体的に説明されているところなど、その見せ方に、実に多くの工夫がなされていることに驚きます。
「パンフレットの作成方法」や「情報開示範囲」について学ぶ、わかりやすいeラーニング教材は、ほとんどといってよいほどありませんが、自分たちで四苦八苦しながらも、見せ方を研究をして、1人でも多くの方に、eラーニングのすばらしさを伝えられる一助にしたいと思います。
当社にもありがたいことに、パンフレットを持って営業に来るお客さんがたくさんいます。
でも、読む側としては4ページが限界ですね。A4用紙1枚でも、小さい字が書いてあるとよほど興味のあるものでないと読みません。
そういう「細かく書いてあるほうが好きだ!」という方もいますけど、年齢が上がるにつれて、そのようなパンフレットは目も通さずゴミ箱行きにする確率が高くなると思います。
投稿情報: michi | 2009年4 月17日 (金) 10:26