プログラマー現役続行 (技評SE新書 12) (新書)
柴田 芳樹 (著)
を、自社のプログラマー全員に配布して読ませています。http://www.amazon.co.jp/gp/product/4774131997
生涯現役プログラマーとして、上級プログラマーとして成長していくためには、何が必要かが、わかりやすく書かれてあります。作者自身の実体験からのアドバイスが多く、これを読んでプログラマーの多くが、反省したり、自らうぬぼれていたことに気がついたり、自分自身に何が不足しているのかを見つける良いきっかけになっています。
また、プログラマー35歳限界説などの風説を理由に、プログラミング能力の限界の言い訳が如何にナンセンスであるのか、そんな心配はしなくても良いことで、安心感をもったプログラマーもいます。
中に書かれているのは、職業人として、当然必要な勉強の内容、勉強方法が書かれています。プログラマーという職業を対象としていますが、中身は、どのビジネスマンにとっても、学ぶべき点が多い内容となっています。
1.古典的名著を読む重要性。
2.勉強会を開き、定期的に勉強する。
3.英語力のアップ、専門書を原書で読むべし。
4.先輩から技術を学び、真似るべし。
5.自分の現在いる位置を正しく把握すべし。目標を持つべし。
6.最新の技術トレンドを押さえるべし。
7.自分の得意分野だけではなく、関連する広い範囲も学ぶべし。
8.広く様々な技術からも学ぶべし。
当たり前のことばかりですが、耳が痛いプログラマーも多いと思います。プログラムの開発やIT系の職業に就かれる方は、絶対一読すべき名著であると思います。
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