合計4日間の中国出張の3日目。初日と最終日は、移動だけですので、実質2日のみ。今日は作業・ミーティングができる最終日。明日は、丸一日移動。
初日は、ホテルに着くと、すぐにお迎えがあり、懇親会と情報交換会のディナー。飲めないお酒を、再会がうれしく、奨められるまでに飲んでしまい、嘔吐4回。学生みたいと後で反省。
途中、あまりにも気分が悪くスターバックスでコーヒーを飲みながら1時間仮眠。その後、先に中国入りしていたスタッフと、翌日のミーティングに備えた2人だけのミーティング。ホテルに帰ったのは、26時ごろ。ベットに入ったのは、27時30分過ぎ。
2日目は、9時スタート。ホテルに帰還は、26時!連日24時越え。午前1件、午後1件のミーティング。空いている時間は、日本語版のさらなる品質向上のための作業とコミュニケーションに全ての時間を費やす。
3日目は、本日も9時スタート。本日はミーティング1件のみ。後は、日本語版の品質向上のための活動。Wondershare社とは、2年間の良い関係。今回の出張では、初めて開発室に入り、一緒に机を並べての作業。優秀な人に囲まれて仕事をすると、なんだか心が躍り、体力の限界を忘れて、仕事が楽しく、集中できる。(集中して仕事ができる環境については、引越先にも大いに参考になりました。)
私より数日先に入ったKiBANの開発者が、すっかり打ち解けて、上手にコミュニケーションしたり、開発に集中しているのを頼もしく思う。最初に日本語版を作成するときにも、40日滞在していて、そのときから、同じメンバーが、ずっといるのも頼もしい。
今回、日本からWindowsと、Office製品だけが入ったクリーンインストールされた日本語環境2台を持ち込んで、動作検証と、不具合の検証作業に立ち会う。この2台のPCと、KiBANのスタッフ2名がフル活動し、非常に効率がよい。
同じMicrosft Office製品でも、英語版と比較して、マイクロソフトも日本語版で、色々な工夫や苦労の後が伺え、結構特殊な仕様になっている部分について、私自身、多くを学んだ。また、Office2007の新しいファイルフォーマットについて、色々教わり、頭の中で、次のビジネスの妄想が、ものすごいスピードで駆けめぐる。
日本にいるときは、開発業務でコードを書いたりすることは、全くといっていいほどない。開発そのものに着手する時間はないけれども、若い開発のスタッフの皆さんと、コミュニケーションをとりながら作業をすることで、どんどん良い製品になっていってけると確信を持つ。この確信には自信がある。
食品などは、安全管理などの問題で、中国は批判されることもあるし、ソフトウェアについても品質問題があることもある。著作権に関する考え方を批判されることもある。
現場にきて、優秀、それも超優秀であることは、一緒に机を並べて、一緒に作業をすると、すぐに分かる。その優秀なスタッフの皆さんが、必死になって、集中して取り組んでくれている様子をみて、非常に頼もしく、これであれば、将来にわたって、さらに良い関係を作っていけると、安心をすることができた。くる度に、中国を大好きになるし、中国人を尊敬する気持ちが大きくなる。どんな国の人であっても、一所懸命な人は、みんな一様に美しく、こころから尊敬できる。
また、最後になったけれども、今回のハードなミーティングには品質向上のための作業だけではなく、日本に不足しているあるソフトウェアの開発に関するミーティングも行えた。(本当に面白いと思える内容は、毎回blogに書くことが許されないことが多く、寂しい。)
これまでのeラーニング部門のスタッフだけではなく、Wondershare社の他の部門の皆さんにも入っていただき、色々知恵を出していただき、非常に有意義な時間を持つことができた。
都合2日間で、英語によるプレゼンテーションを2回したのですが、どのスタッフの方も非常に英語が堪能なことにも驚かされます。(念のため、スライドを中国語訳にしたものを用意しましたが、今後は英語版でも良いかもしれません。)
少しでも多く作業やミーティングにあてるために、資料や報告関連の作業は帰国後になりますが、充実した時間をもてたことを、Wondershare社の呉社長、胡部長を始め、Wondershare社の優秀なスタッフの皆さんに感謝したいと思います。感謝!感謝!です。
日本のユーザーに、この活動の結果を1日も早く提供していければと思うと、心が躍り、責任感に身震いいたします。