eラーニング最新動向Watch!

LCMSのatutorが気になる、、、

海外製のLMS、LCMSを色々調べています。完成度の高さで、atutorという製品が気になります。残念ながら、日本語化のプロジェクトが進んでいません。KiBANのスタッフで、日本語化をお手伝いしても良いかも。

eLearning Manager 4.0Uは、企業向けに設計された学習管理システムのため、大学や学校で必要とされる機能に不足があるとおもう。大学には、大学向けに1から設計されたものが良い。詳しくしらべて、また、報告をします。

▲http://www.atutor.ca/

eLearning Manager 5.0のSCORM対応完了。LMS-RTE3対応済

KiBANでは、eラーニングシステムとして、eLearning Manager 4.0Uを発売中です。発売後、6ヶ月で110社、15万名の利用者を獲得し、現在もお問い合わせ、発注が、すごい勢いで増えています。

eLearning Manager 4.0Uは、お客様の要望を、ほぼ満たすことが出来るようになった、非常に高機能な学習管理システムだと考えています。

次世代のver.5を作るに当たって、これまで4つのLMSを作ってきたノウハウをすべてつぎ込み、設計部分から新しいものを作り始めています。

開発のリーダーの洋一郎さんが、3連休中を利用し、PHPで、SCORMのエンジン部分を書き上げてくれたようです。スゴイ！

詳細は、blogで公開されています。ver.5については、基本的な設計思想、ver.4との違いについても、どんどん公開していきたいと思っています。すぐれたLMSを作って行くには、これからが勝負です。

eラーニング開発部のblogが開始

密かにKiBANの開発チームがblogを開始した模様、、、。

eLearning Manager 4.0Uの次世代の学習管理システム（LMS）の開発を始めたところですが、その記録のために、blogを書いているようです。

学習管理システムの開発、販売は利益をだすことが難しいのに、どうして今更、、、と同業他社の方に聞かれることが多いのですが、eラーニングや学習を支えるプラットフォームは、たとえ利益がでることがないとしても、利便性が高く、そして将来は、代金を気にせず利用できるようなオープンソースで無料のものや、無性に近いものが必要だと考えています。

アメリカの事例、韓国の事例をみてくると、もっとがんばって、世界に通用するLMSをきちんと作っておくことが、日本でも必要だと思います。

今回、eLearning Manager 4.0Uとは、全く別に、1から基本設計を新しくして、新しいコンセプトのもとに、設計を開始しています。日本初のすばらしい学習管理システムを、世界に向けて提供したいとおもいます。

http://kiban.typepad.jp/elearning_developer/

株式会社デジタル・ナレッジさんSaaSサービス型eラーニングを提供

9月4日にプレスリリースが出ていたようです。eLearning Manager 4.0UのSaaSサービスも準備をしていますが、株式会社デジタル・ナレッジさんの方が先行して発売されるようです。導入実績も多く、ノウハウも沢山お持ちですので、すばらしいサービスではないかと想像しています。

eラーニングの普及は、SaaS型サービス、安価なASPサービスの提供が、普及には必須だと思います。多くのeラーニングベンダーから、SaaS型サービスが提供されるようになればと切望しています。

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株式会社デジタル・ナレッジ（東京都千代田区）さんが、2008 年10 月1 日より、e ラーニングシステムを中心としたSaaS 型サービス「Knowledge Deliver SaaS+」をリリースされるそうです。

「Knowledge Deliver SaaS+」では、ユーザの要望が多い機能を、モジュール化したオプションとしてあらかじめ用意していて、アセスメントモジュールを利用すると時間や回数制限を設けた試験並びに実力判定が可能になるそうです。

また、携帯電話対応モジュールを利用するとPC 上での学習だけではなく、携帯電話への対応が可能になり、テキスト・テスト・アンケート・動画再生まで可能とした、フレキシブルな学習環境を実現できるそうです。

くわしくは、下記のASPナビに掲載されています。
http://www.asp-navi.jp/news/092008/saas_e_knowledge_deliver_saas.html

eラーニングからオンラインリアルタイム集合研修へ Nowupdate! 10月1日サービス開始

期待した楽しみにしているサービスがあります。『eラーニングからオンラインリアルタイム集合研修へ』という刺激的なタイトルで10月1日体験版サービス開始を予定しているNowupdate!です。株式会社デルタポートという会社が開発をしています。

インターネットを通して企業研修・教育・人材育成を主体とした、リアルタイムに特化したオンライン教育サービスになるそうです。eラーニングだけで、企業研修をすべてまかなうことは出来ず、集合研修やセミナーとの組み合わせによるブレンディッドラーニングが、もっとも効率よい方法の1つといわれています。

KiBANのeLearning Manager 4.0Uでは、実際に教室で行うセミナー、集合研修を管理する仕組みをもうけ、eラーニングと、集合研修、セミナーを1つのシステムですべて管理できるように設計しました。

Nowupdate!のように教室を不要にしてしまう、オンライン集合研修までは、アイディアが思いつきませんでした。

9月16日から体験版が開始されるとのことでしたが、10月1日に延期されるとのこと。e-Learning WORLD 2008で、デモを見せていただきましたが、非常に良く出来ていました。サービスの開始とともに、体験版を試してみたいと思います。

eLearning Manager 5.0Vの開発に着手

密かに、一部のスタッフと、eLearning Manager 4.0Uの次期バージョン、eLearning Manager 5.0Vの開発を先週より開始しました。

基本的な機能は、eLearning Manager 4.0Uで完成の域に近づいていると考えていますので、新バージョンでは、これまでの機能面ではなく、違う方面で新規性を出したいと思っています。

開発過程は、blogで少しずつ情報提供を予定しています。

京成電車で移動中も、勉強中

KiBANのメンバー5名と京成電鉄で移動中です。明日から韓国のeラーニング最新事情を視察に行きます。西村、井手は木曜日まで、それ以外の3名は、日曜日に帰国予定です。

ノートパソコン内にもeLearning Manager 4.0Uがセットアップされているので、電車の中で、早速勉強会です。

インターネット回線がなくても、ノートパソコンがサーバーになっているので、いつでもどこでも、eラーニングをすることができます。

普通のノートパソコンにも、簡単にインストール（または、インストールなしで）学習管理システム（LMS）で、自分の成績を管理しながら、学習できるようなものを提供していきたいと思います。

eLearning Manager 4.0Uの裏技（ボタンを消してみよう！）

KiBANのeラーニングシステムは、4カ国語（日本語、英語、中国語、韓国語）に対応しています。言語を自由に追加したり、画面の文言を、「用語設定」の画面から入れ替えることができます。

ちょっとした裏技を、開発陣から習いました。用語設定に、下記のおまじないを入れると、ボタンそのものを非表示にできるそうです。

" style="display:none

eLearning Manager 4.0Uの超裏技で、ほとんどの方には、関係が無いかもしれませんが、参考（メモ）のため、blogに残しておきます。

フリーコース、シェアコースを流通させる場が必要では？

世の中には、大きなニーズではないけれども、少人数だけれども、確実に必要としている人がいる小さなマーケットがあります。

コンピュータのソフトウェアでも、同様です。少人数の要望なので、市販のソフトで発売されることは、未来永劫ないような要望はたくさんありました。

ベクターや窓の杜というサイト、それ以前には、Niftyなどが、この少人数の要望を満たすために作られたソフトウェアを流通する場を提供してくれました。手数料さえ払えば、ベクターで決済のシステムやシリアル番号の発行もすべて行ってくれます。この便利な仕組みがあったおかげで、シェアウェア（ソフトウェアの代金を支払うもの。ただし少額のものが多い）や、全くの無料のフリーウェアというジャンルのソフトが多数流通しました。

便利なソフトウェアも多く、中には市販のパッケージソフトを利用せず、フリーウェアやシェアウェアだけで、PCを便利に使っている猛者もいます。

一方、eラーニングに視点を移した際には、せっかくSCORMという便利な標準規格がありながら、無料で使えるフリーコース、わずかばかりの利用料金を徴収するシェアコースなどを、流通させる「場」がありません。

eラーニングが普及し、すべての人が便利に利用できるようにするためには、eラーニングコンテンツの流通プラットフォームが必要です。

すばらしいサービスがあれば、是非参加して、どんどんコンテンツを提供していきたいですが、どなたもフリーコース、シェアコースの流通の場を提供してくださる様子がないので、キバンで用意して、皆さんに使ってもらえるような場を提供するべきか、、、とも思っています。

フリーコース、シェアコースという概念、流通の場の提供について、皆さんはどう思われますか？

eラーニングを普及させる最も重要なポイント

eラーニングを普及させる、もっとも重要なポイントは、お客様の声に、素直に耳を傾けることだ。

なんだ、簡単だ。と思われるかもしれない。しかし、そんな簡単なことを、守っていくこと、徹底していくことは、本当に難しいことであり、志がなければやり通すことのできないことだと、切実に感じています。

私たちが、創業以来、ずっとeラーニングを利用する1ユーザーでした。eラーニングのベンダー（提供者側）になることは、当初考えていませんでした。

当初考えていたのは、日常の生活の中で、便利につかってもらえるソフトウェア、社会基盤として利用してもらえるようなソフトウェアを作りたいという夢、目標を持って活動していました。（それが、社名のKiBNにもなっています。）

他社のeラーニングシステムを利用していて、どうも、かゆいところに手が届かない。お取引先の企業に、「どうですか？」と聞かれ、素直に、「いいですよ！おすすめです」と言えない何か不便さ、不親切さをずっと感じていた。

不便な点をリクエストしても、次のバージョンで全然反映されないし、カスタマイズにも対応してもらえない。そんなイライラから、ついには自社でeラーニング関連のソフトウェアを作り始めることになりました。

利用者側から、提供者側に変わって驚かされたのは、多くの企業は、これまで人材育成をしながら、様々なノウハウを蓄積してきていること。そのノウハウの蓄積に比べ、eラーニングシステムはあまりにも非力であるという点でした。

私たちのような会社であっても、自社の教育をeラーニングシステムで実現しようとしたら、足りない機能や不便な機能がたくさんあったわけですから、私たち以上に大きな会社、歴史ある会社、教育に注力している会社が、既存のeラーニングシステムに満足できるはずもありません。

「運用でカバーしてください」と回答をもらったとしても、カバーしきれるはずがありません。私たちは、eLearning Manager 4.0Uを提供し始めてから、多くのご要望、改善点をいただきました。

デモで指摘されたこと、要望を満たせていない機能、お客様の教育のノウハウをうまくシステムで生かし切れていないもの、電話でサポートが必要であった機能、すべてが、私たちにとって、改善、改良のヒントになっています。

backlogというシステムをつかってすべてのリクエストを記録し、1点づつ時間をかけて、機能を実装しています。eラーニング専業として活動を開始して、今日までにeラーニングシステムでは、1526件のリクエストを記録しています。

1526件のリクエスト・改善点の内、完了(1087件）、処理済み・確認待ち(67件)、処理中(84)、未対応(288件) となっています。

▲Backlogの「状態」画面のスクリーンショット
　eLearning Manager 4.0Uの改善・リクエストの対応状況が表示されています。

1,000件以上の改善や改良（この中には不具合対応も含まれますが）、毎日、コツコツ作業をしていくことの重要性を切に感じます。

私たちは、まだまま、お客様の声に完全に対応しきれているとは思っていません。どんどん声を聞くための仕組み作りや、対応のスピードアップなど、手がけていかなければなならないことはたくさんあると考えています。

このコツコツと対応していく小さな積み重ねが、KiBANのeLearning Manager 4.0Uが、営業マンなしで、次々と導入が決まっていくこと、プレゼンに行くたび、お客様に、「本当に細かいことに気配りができている」とほめていただいたり、ユーザーがどんどん増えていっていることにつながっているのだと思います。

このお客様の声に真摯に声を傾けることが、いまeラーニングを提供する側に求められていると思います。eラーニングの提供者側にいる人たちは、どうか真摯にお客様の声に耳を傾けてください。そして、ユーザーの皆様は、どんどん、提供者に、要望を伝えてください。

私たちKiBANは、皆様からのご要望を真摯に受け止め、改善を繰り返し、すべての人がeラーニングを快適に楽しく便利に使っていただけるよう、最善の努力をお約束いたします。