金融不安以降、お問い合せ件数を見ていると、減るどころか大きく増えているようにも思う。3月中頃を過ぎると、例年であれば、お問い合せ件数は減っていくところだが、1,2月のお問い合せが多かった状態を維持したまま推移している。
eラーニングをどのように広めていくか、どのようにしてeラーニングをすべての人に提供していくかを考える上では、1つは、素晴らしい製品や、優れたサービスを作っていくことが重要であるけれども、もう一方では、どのような売り方、どのような戦略、どのような企業運営をしていくかも、非常に重要な意味を持ちます。
孫子の兵法(『孫子の兵法―ライバルに勝つ知恵と戦略 (知的生きかた文庫)』)やランチェスターの戦略論(『小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略 』、私にとってはドラッカーなどが、企業戦略を練り上げる上で、非常に重要な役割をしています。
最近では、ブルー・オーシャン、レッド・オーシャン(『ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press) 』)という概念も大きな比重を占めています。
このような急激な変化があるなかで、eラーニングの本質は何か、どのようにしたら、素晴らしい製品やサービスが提供できるかということを中心に考えながら、良い機会なので、どのようにして販売し製品を育てていくのか、戦略についても重点的に時間をかけて、学び直してみようとおもう。
扱う製品が変わったとしても、おかれた社会背景が変わったとしても、おそらく、定番となった戦略論の書籍、兵法の書籍には、多くのヒントが隠されてあり、どの時代にも通用する戦略論が、すでに記されているように思います。
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