最近Gmailや、GoogleDocsが、オフラインでも利用できるようになっています。Gmailは、Webブラウザから、ID、パスワードを入力すれば、どの端末からでもeメールが利用できる用意なり、便利であること、容量が大きいことなどで、私の周りの多くのユーザーがいます。
ただしこのGmailは、オンライン(インターネット接続されていること)が便利である条件で、地下鉄で移動中や、海外出張で、インターネット接続が難しくなった場合などには、ノートパソコンには、メールソフトが入っていないので、不便でしかたがありませんでした。
プラグインを入れると、最近利用した300通のメールが、インターネットに接続されていない環境でも利用できるようになります。オフラインで利用した状態は、次回インターネットに接続したときに、自動的にシンクロ(同期)して最新の状態になります。
オンラインのWeb上のアプリケーションの長所と、通常のアプリケーションの良さを、このシンクロという機能が全部融合してくれています。
インターネットが社会に定着するなか、ノートパソコンやスマートフォンが普及しつつある今日、インターネットに接続した状態と、オフラインの環境をいかにシンクロして利用できるようにするか、どのような環境でも、どの端末からでも、いつでも利用できるようにするのかが、重要な鍵であるとおもいます。
これを象徴する言葉が、クラウドコンピューティングではなでしょうか。eラーニングも、当初から言われているいつでも、どこでもというコンセプトを実現させるためには、Googleが見事な解決策を提示したオンラインとオフラインの環境を「シンクロナイズ」させる技術が、eラーニングでも求められているのではないかと思います。
コメント