サイボウズを創業以来ずっと使い続けているが、最近、使用頻度が減ってきています。
現在残っているのは、アドレス帳、スケジュール、ワークフローぐらいです。最初に、Webメールがメーラーや、Gmailに置き換わって利用しなくなり、社内メールがbacklogというタスク管理システムに置き換わり、最近はスケジュールも、Googleカレンダーに置き換わっていっています。
サイボウズは、データがクローズで、他のシステムと連動しない。過去の情報資産がすべて入っているので、継続して追加続けたい気持ちと、これ以上、データを入れていっても、システムに将来性がないのであれば、できるだけ早めに捨てて、将来性の高いシステムに入れ替えるべきか、という気持ちのあいだで悩んでいます。
サイボウズ8は、その意味で今後、システムを使い続けるかどうかを判断する上で、どんなバージョンアップがされるか、非常に楽しみでした。
先行してわたされたアカウントで入ってびっくりしたのは、現状のバージョン7と、見た目も機能も、ほとんど変化がないことです。バージョン6からバージョン7にあげたときと同じ落胆を味わいました。多くのユーザーを抱えるサイボウズなので、なかなかインターフェイスを変更したくない理由もわかりますが、バージョンアップのために年間保守契約をしていると、細かなバージョンアップはされていたとしても、やはり落胆します。
私たち自身もeLearning Manager 4Uというeラーニングシステムを作っており、eLearning Manager 5を作るに当たって、インターフェイスを、使い勝手が変わったとしても、追求していくべきなのか、既存ユーザーとの互換性を考え、前のバージョンを踏襲するのか十分に考えて、決断をしていかなければならないと思います。
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