午前中は経営戦略会議、午後から海外のお客様とのミーティング、夕方から納入先のお客様先で、システムのカスタマイズに関するミーティングをおこないました。
言い換えますと、午前中は会社の方針を決める会議、午後は今後の商品のラインナップを海外企業との提携で充実させていくための会議、カスタマイズの会議と、非常に重要な会議が続きました。
その3件目のお客様先でのミーティングが、自分の中では、もっとも未解決で今後の課題を残りました。
「一般的な要望」と「特殊な要望」
私たちは、eラーニングシステムとして、eLearning Manager 4Uを提供していますが、導入先のお客様のみでしか発生しないような機能を要望をされた場合に(特殊な要望)のみカスタマイズ費用をいただき、すべてのお客様に共通して利用できる追加機能(一般的な要望)に関しては無償で開発することを方針としています。
あって当然、どのお客様にも便利に利用できるものに関しては無償対応としています。
お客様が要望される機能の場合が、どんなに重要と主張されたとしても、その企業でしか利用しないような「特殊な要望」や機能の場合、ご理解いただいてカスタマイズ費用の見積をさせていただいています。
非常にシンプルで美しい都考えていたのですが、「特殊な要望」を、お客様が「一般的な要望」ただお主張された場合、どのように説明してご理解していただくのか、難しさを感じます。今日は、それを痛感させられた一日でした。
また、標準でアップしていく機能に関しては、3ヶ月程度に1度アップデート版を作って、その中に含めるかどうかを、開発会議で決めながら開発を進めているのですが、上記のような場合、こちらの予定に関係なく、すぐに対応されることを要求されます。
絶対無理を断ってしまうことも可能ですが、お客様が便利になるので改善してほしいという要望があれば、1メーカーとして、技術者として、何とかしてあげたいという気持ちが強く起こります。
気持ちの面と、状況の矛盾が起こる可能性が、ビジネスモデルに内在されており、再度、開発方針として正しいのかどうか、良い機会なので、見直し、最適解がないのか、熟考してみたいと思います。
ソフトウェアのライセンス販売ではなく、ASP、SaaSへのシフトがすごい勢いで進んでいるのとも密接な関係があるように思います。
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