『日経マーケット・アクセス』は、「SaaS/ASP利用実態調査2008」という特別調査報告書をこのほど発行した。SaaS/ASPの利用分野や、金額の調査結果が発表されており、SaaS/ASPのeラーニングサービスを提供するKiBANとしても、調査結果を参考にしながら、よりよいサービス提供につなげていきたい。
この調査では、SaaS/ASPの利用分野を10個に分けて調査していますが、eラーニングは、その他(11.7%)に含まれています。「その他」には、プロジェクト管理、IP電話、ストレージ、eラーニング、動画サイト構築が含まれており、それぞれ、どのような比率かは、残念ながら不明です。
初期コストは全体の平均が300万円弱となっており、SaaS、ASPといえど、手軽に始めることができないことが分かっています。KiBANのeラーニングのASPサービスは、初期費用が10.5万円というのは格安に部類されるかもしれません。
アプリケーション種別に見ると基幹業務系では約400万円、非定型業務系では約200万円かかっているのが相場のようです。
基幹業務では100万円近辺初期コストにかかっているユーザーと1000万円を超えるユーザーが多く、非定型業務では5000円未満から 1000万円超まで様々な回答がまんべんなく得られ、安価なものから、高価なものまで、ラインナップがそろっていることが、この調査結果から、分かります。
ASP、SaaSの1アカウント当たりの年間コストは全体が約1万6000円。基幹業務の平均が、28,000円。非提携業務は、7,000円と、4倍の差がでているようです。
KiBANのeラーニングシステムのASPサービスは、月額315円から。年額で1ユーザーあたり4,000円弱であり、こちらも、平均の半額程度で、かなり割安であることが、調査結果からも分かる。
●先進ユーザーによるSaaSの利用実態調査
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20080918/314988/?ST=system
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