SCROM1.2対応の試験（テスト）作成ツールの互換性について

プログラミング不要、Flashテスト作成ソフトQuizCreator（SCORM1.2　SCORM2004対応）を発売しています。

最近、富士通製Navigware、日立製のHIPLUS、リコー製の@stage、大阪ガスグループの.i-netschoolなどのLMSや、オープンソースのMoodle、SATT社が提供しているAtain3などでの動作についての質問が毎日のように来ます。

SCORM1.2に対応しているLMSであれば、動作するのですが、LMS自体に、SCORM1.2で作成した教材をアップロードする方法や、どこまで成績や進捗が渡されるのか質問をいただくことが増えています。

リコーの@stageについては、動作検証用の環境をいただき、順次確認をとっていますが、それ以外の製品は、たとえKiBANで購入したとしても、LMSを提供しているベンダー側の協力が無ければ、本当の意味での動作確認ができません。

お客様からのお問い合わせですので、何とか解決をしたいと思うのですが、お問い合わせ先を調べるだけでも一苦労であったり、窓口になってくださった方と、技術の方の間に、情報伝達の問題があったりで、すべてのLMSで動作確認をするには、かなり遠く、厳しい道のりのようです。

文字コードのUTF8に対応していない製品があれば、シフトJISで書き出すようにしたり、そのLMS専用形式で書き出せるよう、一所懸命努力はしています。

すべてのLMSで動作させるようにするには、どうしてもベンダーの皆さんの協力が必要です。多くのお問い合わせをいただき、お客様がeラーニングにかける情熱や現場で困っている様子を、私たちは何とか解決していきたいと思っています。

技術情報の提供や動作確認・検証用のLMSを提供してくださるなど、LMSベンダーの御協力を、
このblogを通してお願いしたいと思います。

株式会社キバン　代表取締役社長　西村正宏
連絡先：03-5812-7500　メール：[email protected]