若き経営者の熱き思い
松下電器産業の社内ベンチャー制度で設立されたBrothers & Co.の塚本社長が来社されました。
28歳(だったと思います)の若い熱意あふれる社長さんで、とても楽しい時間をすごることができました。
Brothers & Co.は、まだ、Webサイトを作成されていないとのことですが、パナソニックのサイトに紹介されています。
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn061002-3/jn061002-3.html
Brothers & Coさんでは「音源と歌詞等のテキストを時間的に自動でマッチングする」技術(ソフトウェア)の開発に取り組んでおられます。
簡単に説明すると、カラオケで出てくる歌詞が、曲にあわせて、どこを歌うか、色が変わっていく仕組みを、コンピュータが自動的に行ってくれるソフトウェアの技術を持っている会社です。
動画の字幕、音声(語学)コンテンツの文章等をPC上、携帯電話等のモバイル端末上で自動的にカラオケのように音声とテキストを連動した形で表示するデモをみせていただきました。
シャープ様電子辞書に「字幕リスニング機能」(http://www.sharp.co.jp/papyrus/lineup/pw-at770/function.html)という名称で搭載されているようですが、私たちのPPT2Flash Professional(http://ppt2flash.jp/)にも、組み込むことが出来れば、現在、パワーポイントのノート部分に入れたナレーション原稿を、実際のナレーションの読み上げと同期させて色を付けたり、字幕のように画面に表示ができることも可能だということを学びました。
私たちは、eラーニングをすべての人に!という目標で低価格で、企業の人事担当者の決裁権限で購入できる価格を維持したいことを説明させていただきましたので、この部分がもっとも大きなハードルになるかもしれません。
せっかく技術開発したものが、利活用されず、埋もれているのは大変もったいなく、大きな社会損失だとおもいます。
eラーニングの教材を作成する上で、または、学習者にとって良い機能であるのであれば、貪欲に教材作成ツールに取り込み、皆様に便利を提供していきたいと思います。
まだ、初回、はじめて会ったばかりですが、自分(37歳)より若い塚本社長に出会い、自分人も、頑張っていかなければならないし、協業して良い関係が築いていけることがないか、真剣に考えていかなければならないと強く思いました。
私たちの会社だけではなく、eラーニング関連の会社であれば、利活用の範囲は沢山あるとおもいます。協力や自社での利用も含めて、積極的にお話を伺ってみようと思いました。進展があれば、どんどんblogで情報公開をしていこうと思います。
明日からe-Learning WORLD 2008(http://www.elw.jp/)が始まります。年に1回の展示会。時間との戦いですが、全力で取り組み、成果の高い、来場者の皆さんに、行って良かったと行っていただけるよう、精一杯、準備をするようにします。
コメント