●教育評価を行う目的
教育評価を行う目的は、教育活動をより良くするためにはどのように
したら良いかという事を把握するために行うもの。その為、
評価の対象には、学習者だけでなく、教師や教育内容をも含めた
教育活動全体を含める必要がある。
●評価方法
・事前評価
学習者の受け入れや、教授活動の展開の参考のために行う
例えば研修前の適性検査や事前学力テストなどが該当する。
・形成的評価
授業や研修の途中に、教育活動の展開コントロールや
教授活動へのフィードバックを目的に行う。研修に中に
行われる小テストなどが此れに当たると思われる。
・総括的評価
授業や研修が終わった際にその活動の把握や認定を行う際
に実施される。講習の修了テストなどが該当。
・外在的評価
教授活動全体を客観的に捉え、教育内容や制度環境を改善
する為の評価。例えば、今年度の教育計画を策定する際に
昨年の教育活動を分析するといった作業がこれに当たる。
- 評価方法それぞれの関係の図 -
※この記事は、参考文献の要旨をメモとして抜き出したものです。
この記事の扱う内容に興味のある方は、参考文献および可能であれば
さらにその原典に当たることを推奨します。
参考文献 企業内人材育成入門 中原淳 編著 ダイヤモンド社
分かりやすい本なので人材教育に求められる全貌を俯瞰するのに
役立つと思います。
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