まずはこちらをご覧ください。
http://www.shainkyouiku.jp/video/promotion.html (紹介ページ)
http://www.shainkyouiku.biz/movie/video04.wmv (動画)
この立ち上る昭和の匂い、そして重苦しさ。何なんでしょうか。
単なる社員研修ビデオの枠を超えた(踏み外した?)、一品でないかと存じます。
さらに興味があれば、こちらでサンプルのリストがみれますので、どうぞ。
http://www.shainkyouiku.jp/video/list.html
さて、前フリはここまで。
今日は、動画コンテンツについて考えて見ます。
世の中の教材は、大雑把にわければ、動画入りの教材かそうでないか、に二分することができます。
インターネットのブロードバンド化に伴い、なにかと注目度の高い動画コンテンツですが、いったい、どのような局面で動画コンテンツが適しているのでしょうか。また、どの程度動画を利用するのがちょっと、考察していきいと思います。
大学基礎情報処理授業におけるテキスト教材と動画像教材の比較
http://www.sonoda-u.ac.jp/dic/kenkyu/2002/02.pdf
(大塚 藍 園田学園女子大学)
動画コンテンツは、文字主体のコンテンツに比べれば、非常にとっつき易いので、
初学者の学習に向いていることが窺い知れます。また、デメリットとして、文字コンテンツ
のようにゆっくり、じっくり読み進める事ができない点が上げられています。
目で見る解剖と生理全15巻 (医学映像教育センター)
http://www.igakueizou.co.jp/product/igaku/igaku_np.html
また、このように、文字だけではなかなかイメージが沸かない部分に関して、このようにCG
などを利用すれば、すっきり頭のなかに入ってくる、という効果も期待できます。
このあたりは、先日の学習スタイル特性とあわせてみると、
熟慮型以外の以下の3タイプ
・衝動的学習スタイル
・消極的学習スタイル
・受容的学習スタイル
の利用者に適していると考えられます。(6月15日の記事参照)
また、先日の 早稲田大学 eスクール の事例でも述べたように、既存の講義などを素材
として利用する場合、ほぼそのまま利用できるので、制作側の手間がかからず、幅広い
教材を集めやすい、というメリットもあります。(6月14日の記事参照)
こうやって考えてみると、動画コンテンツは、利用者へのしきいが低く、制作も容易という特徴から、現在の学習教材の不足状況の、ひとつの突破口となる可能性を秘めていることが分かりますね。
YouTube などで個人クリエイターが活躍している状況を考えれば、お手軽10分講座(10分100円)みたいなコンテンツを個人が制作する。そして商業ベースで十分ペイする。という事も十分ありえますね。
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