11月29日(土)にマーケティングセミナーに参加しました。DFSさん、京都大学大学院さんが企画されたセミナーです。今回のマーケティングセミナーでは、「CCC(TUTAYAで有名な会社です。)」に対する経営の提言を最終的に作成し、グループごとにプレゼンテーション、質疑応答を行うという形式のセミナーでした。
まず、株式会社シナプス代表取締役の家弓さまが、「マーケティング」を初めてふれる参加者にも良く分かるように、分析手法やフレームワークについて、1時間の講義がありました。
その後2時間のグループディスカッション、3チームで合計1時間のプレゼンテーションという構成でした。グループディスカッションのファシリテータとしてKiBANからは2名参加して参りました。京都大学大学院の博士課程の学生の皆さんと、共同作業によりプレゼンテーションを作成するという楽しい作業でした。
数日前にCCCについてのケースを読むことが課題として出ていました。そのケースをもとに、3C分析(自社事業の現状を市場環境=Customer、自社環境=Company、競合環境=Competitorで分析する方法)とSWOT分析(自社の事業課題をStrength、Weakness、Opportunity、Threatに抽出し、表分析する方法)により環境を分析し、発表テーマを決定し、具体的にターゲット顧客と訴求ポイントを明らかにし、4P(Product=製品、Price=価格、Place=流通、Promotion=コミュニケーション)の視点より立案してそれぞれのグループ発表を行い質疑応答をしました。
社会人になると、営業職の方などはこういったセミナーに参加される方もいらっしゃると思います。
正直な感想は・・・さすがに京都大学大学院の博士課程の皆さん大変聡明で、良い意味で驚き、刺激をいただきました。自分の今後の活動へのヒントを探しに、研究とは全く畑違いのセミナーに参加されてる姿は活動的ですし、相手の意見を聞きながら自分の意見を発言できる協調性や積極的な姿勢に驚きました。
私自身、入社3年目でこの類のセミナーに参加し、マーケティングによって市場を分析して、戦略的に物を売る方法を学び、楽しく目からうろこだった経験を思い出しました。
まだ社会人になる前から、しっかり分析する習慣をすでにお持ちで、かつ次々とアイデアの出てくる柔軟な考えをお持ちの学生さん達の意見を伺うのが楽しく、つい自分がチェアマンだったことを忘れ熱中してしまいました。ぜひキバンに入社していただけたらな~と思いながら帰宅しました。
分析的に物事を考える訓練になるので、入社後、気分・発想転換にこのセミナーを社内で行うのも効果的だと思いますし、最初の入社前や入社直後のセミナーで行うと更に良いのではと思いました。
(執筆:きぬがさ)
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