ソフトウェアの使い方を、eラーニングで学ぶのというのは、親和性が高く、非常に有効な手段だと考えています。
KiBANで提供しているPPT2Flash Professional、DemoCreatorなどのeラーニングオーサリングツールの使い方、有効活用の方法もeラーニング化して提供するため、コツコツと作業をしています。また、eラーニングシステム自体の使い方もeラーニングで学習できるように、作業をすすめています。
さて、今日は、ソフトウェアの使い方を、eラーニングで提供しているファイルメーカー社の取り組みについ てご紹介します。
ファイルメーカーは、データベースソフトとして非常に優れていると考え、一時期社内システムをすべてファイルメーカーで開発していたことがあります。
現在は、Webアプリケーションに置き換わって、一部が稼働するだけになっていますが、Windows、MacOS混在の環境でもOSの違いを気にせず利用できる優れたデータベースであり、そのわかりやすさ、高機能、複数OS対応など、非常に優れたソフトウェアであると思っています。
使いやすさ、わかりやすさを維持しようと考えると、機能追加は難しくなります。機能を追加しながら、わかりやすさを維持することは大変な工夫が必要です。
- 利用者を手厚くサポートする方法
- 初期段階で躓きがないように、チュートリアルやわかりやすいマニュアルの準備
- ソフトウェアの習熟段階にあわせたステップアップなど
パッケージソフトウェアを提供する企業にとって、開発以上に、利用者に対するサポート、教育は、非常に重要になってきています。
ファイルメーカー社がユーザーにどのようなサービスを提供しているのだろうと、久しぶりにWebサイトを開いたら、バージョンが9になり、ずいぶん機能アップをして進化しています。
この会社は、昔から利用者に対するサポートや情報提供、テンプレートの提供の仕方が上手だとおもっていましたが、使い方そのものを、ステップごとに、ビデオチュートリアルを用意しながら学べるFileMaker ラーニングセンター(http://www.filemaker.co.jp/nine/learning/)というコーナーが開設されていました。
私たちKiBANも、オンラインマニュアル(http://elearningmanager.jp/eLM/elm_manual/)を提供し、その中に、ビデオによる説明をDemocreator(http://democreator.jp 16,800円)を使って分かりやすさを追求するよう、日夜工夫をしています。
FileMaker ラーニングセンターの方が、いろいろな意味で工夫がされており、学ぶべき点が多数あります。
ソフトウェアは開発をし、販売開始しただけでは、利用、活用が進みません。ITやインターネットの利便性を、すべての人に伝えていく上で、eラーニングは、今後大きな役割を果たすことでしょう。
高機能化するソフトウェアを、利用者に便利に使ってもらうためには、eラーニングによる手厚いサポートが必須です。eラーニングを利用してソフトウェアの利用が進むには、どのようにすればよいかをしっかり研究しノウハウを開示していきますので、お楽しみ
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