eラーニングコンソーシアムの定例会に参加した際に、eラーニングでは、イメージが悪いので「e」を外して「ラーニングコンソーシアム」にしようとか、別の呼び方にした方が良いのではないかという議論が出ていて驚いたことがあります。
私たちKiBANは、eラーニングという言葉を使い続けています。なぜなら、e(IT技術が持つすばらしさ)と、学ぶことの楽しさ、すばらしさを融合した新しい学びを提供できるのではないかと思っています。
大手の皆さんが、「eラーニング」という言葉のもつ「マイナス」のイメージを気にされていましたが、私自身は、「プラス」の面の方がもっと多く、言葉を別の物に変えるのではなく、IT技術を活用した学びの本質を追究をしていくことこそが重要だと考えていました。
そんな中、富士通さんが、「フロネシス・ラーニング」という言葉、概念を提唱されました。富士通さんが唱える、フロネシスとは「個別具体的な場面の中で、全体の善のために意思決定及び行動すべき最善の振る舞い方を見出す能力、実践的知恵」を意味する言葉だそうで、個人のスキルを、会社全体へ広げることができる能力のこと、、、のようです。
詳しくは、下記のサイトで紹介されていますので、興味のある方は、ご一読いただければと思います。
●フロネシス・ラーニングについて
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/080730/21897.html
フロネシス・ラーニングという新しい言葉で、新たな提案をされた富士通さんの取り組みに注目し、是非、大成功していくことを祈念しています。
私たちKiBANは、富士通さんのように新しい概念や言葉を生み出す余裕が、現在、全くありません。
私たちKiBANはお客様にどのような学びの場、学び方を提供すれば、最も良い結果を生み出すのかにフォーカスを定め、山積みになったやるべきことを1つづつ着実に仕上げていきたいと思っています。
目新しさも無ければ、格好いい言葉もありませんが、「学び」の本質を追究し、じっくりゆっくり、すべての人がeラーニングを使っていただけるよう、努力していきたいと思います。
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