「eラーニングをすべの人に」を実現するために、新卒9名を採用しました。(現在、役員を補充するために、役員面接も行っています。)
私たちの面接は、役員が中心となり、平均2.5時間。長いときには、4時間にも及ぶ面接を行います。
1回目の面接は、私たちが質問をしますが、第2回目は、候補者から、代表である西村が質問を受けるようにしています。これまで採用に関することも、たくさん質問を受けましたので、メモをしたものの中から、いくつかを紹介します。
Q.採用にあたって何を重視しますか?
A.自分よりも優れた人物と一緒に働きたいと常に思っています。頭脳明晰、高い専門性や語学力、スポーツや趣味などで突出した成績や実績を持つ人。性格は、飛び抜けて明るく、体中にエネルギーが充満してじっとしていられない、そんな人たちと一緒に仕事をしたいと考えています。
最高の学習を提供する企業を目指していますので、仲間には、学ぶこと、研究すること、知ること、探求することが楽しくて仕方がないと思っている人、学ぶことが習慣の一部になっている人を中心に採用をしています。
Q.どうして大学院修了者(修士号、博士号取得者)を中心に採用するのですか?
A.学ぶことが習慣化した人たちを捜し求めた結果です。大学院卒で無ければ採用されないわけではありません。知識欲が高く、学ぶことにどん欲な仲間を求めています。また、eラーニングをすべての人に提供するゴールには、日本以外、世界中の国に向けてのサービス提供があります。そのため、日本語以外に、外国語が堪能なスタッフを中心に集めたため、修士号、博士号取得者が中心となった採用となっています。
Q.KiBANのボーナス計算はどのようにしていますか?
A.半年に1度、目標に対する取り組み成果を面談にて確認します。上司、同僚、部下による360度評価になります。ボーナスの支給額の総額は、利益の1/3となっています。残り1/3は、次の製品のための研究開発費への投資、1/3は、不測の事態を想定し、内部留保にしています。公平に一律に支払うことを目標とせず、多くのことにチャレンジし、高い成果を上げた人を高く評価することを主眼として、ボーナスの評価方式について、経営戦略会議メンバーを中心で、検討を続けています。
Q. KiBANはリスクをとって失敗したメンバーをどう評価しますか?
A.私たちは積極的にリスクをとっても、理念、最終目標に向かって行動したことを高く評価します。行動に際して、最大限の工夫、努力、細心の注意を払ったかどうかを評価します。私たちは失敗をすることよりも、同じ失敗を2回以上行うことを嫌います。また、失敗したからといって諦めてしまうことを、もっとも嫌います。ゴールに向かって、最大限の工夫、努力、注意を払い、多くの賛同者を得ることができれば、eラーニングをすべての人に提供するという目標は達成できると考えています。
Q.どんな仕事をする人を評価しますか?
A.自分が担当した仕事を責任もって仕上げるスタッフを評価します。積極的に新しいことにチャレンジすることが高く評価されます。仕事には最高のスピードと効率が求められます。IT、インターネットを活用すること、スタッフへの思いやり、気配りを出来ているかどうかも評価の対象としています。
Q.KiBANで働くメリットは何ですか?
A.3つのメリットを働く仲間に約束しています。
1.すばらしい仲間と働けることを約束します。
2.最高の作業環境を提供することを約束します。
3.社会的に重要なプロジェクトに参加し、大きなやりがいを感じていただけることを約束します。
Q.会社での研修制度について教えてください。
A.入社後、約2週間の研修期間があります。また、毎週火曜日、外部から講師を招いて勉強会を開いています。大学院レベルのプログラミング、情報工学の講義を毎週受けることができます。
Q.社内留学制度(社費留学制度)について教えてください。
A.社内留学制度(社費留学制度)とは、eラーニングを提供する会社として、学ぶことを大切にしたい、学ぶ機会をスタッフ全員に公平に提供したいという思いから社内留学制度(社費留学制度)を設けています。働きながら、さらに高い専門知識の涵養、修士号、博士号の取得者が多数誕生することを期待しています。
対象者
・基本的に、入社1年以上の正社員であること。
・志望動機が明確であること。
・大学院での研究生活に必要な資質があると認められること。
・社業と関係あると認められること。
(必須ではなく関係があると認められることが望ましい)
上記の条件を満たした場合、キバンの経営戦略会議メンバー(取締役と各部門のリーダーで構成された会議)で認められれば、社費による大学院進学が認められます。
費用負担
大学院に必要な学費全額を会社が負担します。給与も、現在の給与水準が保証された状態で大学院での研究生活が可能となります。
過去の実績
早稲田大学大学院 国際情報通信研究科(西村正宏)
電気通信大学大学院 情報システム学研究科(中村央理雄)
熊本大学大学院 eラーニング専門家養成コース(中村央理雄・湯川浩一)単科履修
働きながら、学ぶ大変さが、紹介されています。参考にしていただければ幸いです。
http://job.kiban.co.jp/interview/nakamura-o.html
Q.アルバイトは実務経験として評価されますか?
A.開発業務、プログラミングなどの能力は、入社3ヶ月後に再評価を行います。アルバイトの年数分を、定期昇給させることがあります。例を挙げて説明すると、アルバイト(KiBAN、他社を含む)で3年間の経験があれば、入社4年目相当の基本給を支給する制度です。
Q.入社してから、どのような仕事を担当しますか?どのように担当が決まりますか?
A.入社後、約2週間の研修を受講していただき、その後、各部門のリーダーが配属先、仕事内容を決定します。研修後の部署が確定ではなく、定期的にローテーションを行い、本人の適性、本人の希望とのマッチングを行います。入社後も、毎週火曜日のプログラミング講習会や、資格取得にチャレンジ、外部の講習会への参加など、知識、スキル、仕事力をあげるための努力を継続的に行うことが求められます。
Q.どのようなキャリアパスが用意されていますか?
A.2008年に取締役になった西村洋一郎を例に説明します。2002年大学1年生時にアルバイトで入社しました。4年間のアルバイト(春・夏などの長期休暇がメイン)を経て、大学院2年間は学業に専念。卒業後、正社員として入社。入社1年で取締役に登用されました。
http://job.kiban.co.jp/interview/yoichiro.html
Q.社内での服装について教えて下さい。
A.服装に関しては自由です。周りの人に迷惑や不快感を与えない範囲で自由に選択をしてください。取引先とのミーティングに伺う際にはスーツ着用して訪問しますので、社内では私服、ミーティング前に着替える人が多いようです。社内の約70%の人が常時スーツを着用しています。
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