●SCORM2004対応作業について
SCORM1.2のLMSから、SCORM2004への対応を進めるのであれば、
下記の情報が非常に役に立ちます。
http://www.x-perteam.fr/elearning/pdf/ressources/SCORM_12_To_2004_Changes.pdf
KiBANのeLearning Manager 4.0Uでは、SCORM2004対応をさせるため、下記のの3つの修正からスタートしました。
1. APIアダプタの名称変更
2. APIメソッドの名称変更
3. データモデルのマッピング
1. APIアダプタの名称変更
SCORM1.2のAPIアダプタの名前が「API」であるが、
SCORM2004のAPIアダプタの名前は「API_1484_11」であるので、
2004向けの名前のAPIアダプタを定義した。
2. APIメソッドの名称変更
SCORM1.2のAPIメソッド名
LMSInitialize
LMSFinish
LMSCommit
LMSSetValue
LMSGetValue
LMSGetLastError
LMSGetErrorString
LMSGetDiagnostic
SCORM2004のAPIメソッド名
Initialize
Terminate
Commit
SetValue
GetValue
GetLastError
GetErrorStrin
GetDiagnostic
3. データモデルのマッピング
SCORM1.2とSCORM2004では、ほぼすてべのデータモデルの名称が変更されている。
SCORM2004とSCORM1.2の仕様を比較し、対応しているデータモデルに関してはマッピングを行った。
SCORM2004対応オーサリングツールであるQuizCreatorとPPT2Flashに関しては、成績を取得できることを確認した。
これだけで当然、SCORM2004対応が終わりではありませんが、
順次、情報公開をしていきたいと思います。
SCORM2004のLMSを開発される方の何かのお役に立てばと思います。
開発スタッフが、こっそり書いているblogを見たら、同じようなことが書いてありました、、、