どうも、ご無沙汰しています。キバン 中村おりおです。
今日は、FD(ファカルティ・ディベロップメント)についてのお話を掲載したいと思います。
ただ、自分自身調べながらなのと、柔らかめコンテンツ指向で実験的に会話形式にしてみました。
●挨拶
犬:こんばんワン!司会進行役の「犬」です。
お:中村おりお です。なんで犬と喋ってるんでしょう?
犬:実際には脳内会話を対話式に表現してるわけだからじゃない。
お:つまり、自分の飼い犬にひたすたら独り言をいってるような感じか・・
犬:まぁ、こんな感じで進めてみますので宜しくお付き合い下さい。
●FDとは何ですか?
犬:ん~、なにか新しい単語を調べて来たようだけどそのFDってなんなの?
お:フロッピーディスの事じゃないです。
犬:そんな事はわかってる。とっと結論をしゃべれ。
お:僕は、最初、単語を目にしたときは、フロッピーの事かと思ったんで・・・。
お:FDとはファカルティ・ディベロップメントの略だそうです。日本語に直訳すると
「教授団の資質開発」や「教授能力開発」,「教授団の教授能力開発」のようになる
のですが、なんだか意味がよくわからないので、ここは公式な見解を引用して、
「それぞれの大学等の理念・目標や教育内容・方法についての組織的な研究・研修」
とした方が意味が掴めるかも。
※中央審議会における答申 FD義務化について
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/003/06102415/003.htm
犬:どっちにしてもよーわからんよ。
お:う~ん、教育におけるQC活動と思ったらいいんじゃない?
犬:なんかあいまいだな。ぶっちゃけ、教員の質が低下してきたから、それを何とかしつつ。
より質を高めていく方法って理解でいいんでは?
お:それはまた、ぶっちゃけ過ぎた見解のような・・・・
●なんで最近注目されているの?
犬:最近になて良く耳にするようにな気がするんだけどなんで?
お:文部科学省からのお達しがあった事が大きいと思う。具体的には、
1990 年代末の大学審答申を受けた1999 年の大学設置基準改正により、FDの実施が大学の努力義務として規定
2006 年3月には大学院設置基準の改定により、大学院に対してFDの実施が義務化された
てな感じです。
お:恐らくですが、大学の生き残りをかけて改革の機運が盛り上がってきたのも影響してるかと。
●具体的にはどんなこと?
犬:で、そのFDってのは具体的にどんなことしてるの?
お:えーと、大きき分けるとこんなとこみたいですね。
(1) 教員の研究能力向上のための活動(Professional Development):
研究能力の向上、サバティカル・リーブの保証,学会出席のための経済的補助,研究のための授業負担の軽減など
(2) 教員の教育能力向上のための活動(Instruction Development):
教授技術の開発と向上,授業計画の立案,学習に関する理論の研修,評価方法習得のための活動など
(3) 教育課程の開発・向上のための活動(Curricular Development):
系統的・体系的カリキュラムの開発と改革のための活動など
(4) 教育目的を達成するための組織改善活動(Organization Development):
教員組織,学年制,単位制,クラス編成,施設設備などの改善・向上のための活動
お:FDは(2)を主として(3),(4)を含めたものを主な活動としてるみたい。
犬:全然、具体的じゃね~よ。さっぱりわからん。
お:いや、ちょっと個別事例まではいろいろありすぎて・・・。
犬:・・・・
お:次回までに調べてきます。
●このコラムでの今後の予定
お:という訳で、今回はさわりだけ紹介させてもらったので、次回はちょっと個別事例を紹介したいと思います。
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