eラーニングコンテンツを、Flashで作成するのか理由は?と聞かれることが何度か続きました。eラーニングコンテンツを、Flashで作成するメリットをまとめてみました。
私たちは、eLearning Manager 3.0を、すべてFlashで開発しています。また、教材作成ツール、試験作成ツールは、すべてFlashで書き出すようにしています。そのために受けた質問かもしれません。
下記のように、HTMLで教材をつくるより、Flashのメリットは非常に大きいと思っています。
- 音、アニメーション、動画など、マルティメディア情報を扱いやすい。
- Internet Explorerに標準でプラグインが含まれており、追加でソフトウェア追加の必要がない。
- Flashに変換したコンテンツは、テキスト、写真、ビデオコンテンツのコピーが困難。 HTMLの場合、右クリック1つで、テキスト、写真などのデータがコピーできる。
- Action Scrip t(Java Scriptに似た言語)により、プログラミングが可能。
- ブラウザの違いが小さい。
- HTMLにくらべ、ブラウザによる表示の違いがすくなく、動作検証が楽。
- 利用できる機種が多い。
Windows、Mac以外にも、PSP、DS,携帯電話、PDA、スマートフォンなど、動作する機種が非常に多い。 - 容量が小さくなり、配信、配布が行いやすい。
- Fllashの利用者数が多い。
80番のポートを通るストリーミング・ビデオを配信することができる。 - オリジナルのビデオプレヤーを開発することができる。
- ビデオに関しては、無償、有償のものを含め、ツールの選択肢が多い。
- FlashPlayer9から、ハイビジョン(HD)画質に対応している。
項目 |
FLASH |
HTML |
マルティメディアデータの取り扱い |
◎ |
○ |
プラグイン |
○(標準) |
- |
ブラウザによる違い |
◎(少ない) |
×(多い) |
利用できる機種 |
○ |
○(機種ごとに作成) |
コンテンツの保護 |
○ |
×(多い) |
プログラミング |
◎ |
○ |
企業での利用(80番ポート) |
◎ |
×(ビデオは不可) |
利用者 |
○ |
○ |
ビデオプレヤーの多機能化 |
○ |
× |
ツールの選択 |
◎ |
◎ |
開発期間、開発工数 |
×(大きくなる) |
◎(開発が早い) |
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