唐突ですが、eラーニングを利用するメリットとは何でしょうか。
また、eラーニングはどんな用途に効果があると思われているのでしょうか。
eラーニング白書 2007/2008年版 に、アンケート結果が掲載されていましたのでまずはまずは、そちらを紹介します。
■eラーニングのメリット
・時間的な制限がない (90.8%)
・場所的な制限がない (57.6%)
・繰り返し学習が可能 (39.2%)
(複数回答 回答者1031人 eラーニングユーザー調査 2006/eLC)
アンケート結果の上位は、この3つが占めていました。
時間的、場所的な制限がない
簡単に言うと。「いつでも、どこでも」受講可能ということです。eラーニングの場合、手持ちのパソコンなどを利用して学習を進めることができますので、集合研修などと比べると、かならり時間的な制限が緩和されます。
筆者も、会社に通いながら大学の講義を受けているのですが、会社から帰ってきてから自宅で受講できるeラーニング対応講座は、便利に使わせてもらっています。この結果は、多忙な現代人にとって、時間的・場所的な制約がない、というのは強いメリットとして意識されているという事でしょう。
・繰り返し学習が可能
理解の早い箇所を手早くすませたり、じっくりと学習したり、といった事ができるので、学習者が自分のペースで学習が可能ということです。。
一斉の行われる形式の授業の場合、まとめて講義するという性格上から、なかなか自分のペースではできませんが、eラーニングでは、個別の学習スタイルなので、自分自身の理解度に応じて学習を進めていくことができます。
これも個人的な体験からいうと、いま受けている講義は理系分野なのですが、もともとは文系分野にいた転身組みなので、授業中の基本的な数式や用語が?な時があります。
eラーニングだとそういった用語をwikiや他のWebサイトから調べたり、繰り返し講義ビデオを確認したりしています。。教室授業ではこうはいきませんので。
ここまでが、eラーニング白書に掲載にアンケートから明らかになったメリットです。主に利用者側からみたメリットだと思われますが、導入側(学校や企業)からみたメリットにはどんなものがあるのでしょうか。また、どのような分野でeラーニングの導入が進んでいるのか、
さらには、eラーニングのデメリットはどんな点と認識されているのか、数回に分けて書き連ねていきます。
■参考文献
eラーニング白書 2007/2008年版
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