自分自身が、eラーニングのヘビーユーザーであったり、36歳にもなって、会社経営をしながら、大学院に通ったりと、「趣味=学び」「仕事=学び」のような状況です。読書量、勉強量でも、社内のどのスタッフより、たくさんの「学び」の量だと自負していましたが、どうやら、事態はそんなに単純でも無いようです。弊社KiBANでの取り組みを紹介します。
最近、新しく毎朝の全社ミーティングで、「プチ・ラーニンング」という、5分程度の勉強会を毎日行っています。講師役は、新人~社長まで、順番に行います。
発表者には、朝気になった新聞の記事でも、趣味のことでも、最近見た映画の話でも良いので、決められた時間の中で、話をまとめ、表現し、相手に伝えることを練習する機会だと思って、自由テーマで良いということで、開始しました。
スタッフのみんなにも、日頃感じていることを話してもらおうと思って始めた、小さな勉強会ですが、それぞれ、スタッフが高い専門性の見地から、色々な話をしてくれます。
デザイナーさんが、商品をユーザーがどのように認識するのか、認識の順番を、科学的に説明してくれたり、プログラマーさんが、同じ物事を見て、人によってどのように違った認識をするのかを事例を元に説明をし、自分自身が単眼で物事を見るのではなく、複眼でものを見る大切さを説明してくれたりと、毎朝、本当にためになっています。
ミーティングなどがあり、参加できないときは、本当に残念になります。
話すトレーニングになれば、、、と思って始めた朝のプチ・ラーニングですが、私自身は、スタッフの考え方を学ぶ良い機会になったり、彼らの高い専門性知識を短時間で吸収する本当に良い「学びの場」になっています。
ちょっとした工夫ですが、このような仕組みを作って学びの機会を作ることの重要さを痛感した次第です。
コメント