バグや要望に対応し、長く使われた状態のシステムを「かれたシステム」ということがあります。eLearning Manager 4U は、2008年1月に発売後、様々な要望を取り入れ、システムとして、急速に、利便性をあげたり、機能を追加して進化しました。
いったん進化・改良をとめ、内部構造に至るまで、徹底的にシステムを見直し、固いシステム、かれたシステムにするための、地味な作業を延々続けるプロジェクトが回っています。お盆休み、夏休みなしで、地味、地味、地味な作業の連続です。
どんどん新しい機能を追加することよりも、いったん棚卸しをすることは長い視点で見たときに、絶対必要な作業。
長く苦行のような作業をスタッフがコツコツとしている姿は、感動的でもあります。乾いた雑巾を絞るような作業を続け、最後の1滴まで絞り出すように、改善を続けてきます。
固く安定したシステムでありながら、皆さんに愛着をもって利用していただけるようなシステムにしていきたいと思っています。
特定非営利活動法人日本イーラーニングコンソシアムから、オープンソースのeラーニングシステムについて、研究・議論しませんか？というメールが届いていましたので、抜粋して紹介いたします。
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いつもお世話になっております。
今年度より新たにスタートした「グループ」のメンバー募集、第3弾です。
eLearning Manager 4UのASPサービスが順調に伸びている。ある金融機関グループ40社全部に一斉に導入が決まり、稼働が始まる。1社で導入され、それが評価され、ユーザー数を増やしていくパターンが増えている。
KiBANのeラーニング製品を選んでくださったことに、毎日のように感謝し、そして、たゆまぬ努力、改良を続けていくことの大切さをかみしめる毎日。
「eラーニングをすべての人に！」の小さな一歩を重ねて、ゴールに近づいている実感を感じています。
自分たちが理想と考えている状態を、100とすれば、現在は、5か6という状態でしょうか。企業としても体力を付け、真に愛されるサービスを提供していきます。
すぐれたeラーニングサービスを、すべての人に提供するためには、サーバーやネットワークが、安定しセキュアーであり、冗長性が無ければならない。安価で安心して利用できることも重要。
KiBANでは、データセンターに、自前で購入したサーバーをセットアップして、eラーニングのサービスを提供していますが、データセンター（IDC）の価格が高く、根本的な解決策を考えなければならなくなっています。
eラーニングを提供すると、学習開始日と、学習締め切り日付近にアクセスのピークが来るために、ピーク時のアクセスを問題なく処理できるような仕組みが必要です。
近年、クラウドコンピューティングという概念生まれており、GoogleやAmazonが、このクラウドコンピューティングを実現したサービスを安価に提供し始めています。
Google App Engineも、ベータ版より前の段階、プレビューリリース段階で、情報の開示も少なく、資料もほぼ英語のみですが、初めてインターネットに触れたような、なんだか新しいことが始まる予感があり、ワクワクします。
KiBANのeラーニングシステム（eLearning Manager 4U）は、Coldfusionというマイナーな言語を選択したため、動作するレンタルサーバーの選択肢も少なく、安価なASPサービス、SaaSサービスを提供するためには、全部自前でデータセンター、サーバーを用意しなければならなくなってしまいましたが、次期バージョンeLearning Manager のver5では、このクラウドコンピューティングの流れにのり、安価で、質の高いサービスを提供したいと考えています。
技術陣を始め、私も勉強を始めたばかり。Google App Engineや、Amazon Simple Storage Service（S3）とAmazon Elastic Compute Cloud（EC2）、.salesforce.comといった、最高のプラットフォーム上で、最高のeラーニングシステムが提供できたら、どんなに素敵であろうかと、大変さ以上に、ワクワクします。
このクラウドコンピューティングに対応したeラーニングシステムを提供していくためにも、現在、技術陣を、どんどん強化しています。
KiBANの優秀な開発スタッフと一緒に、クラウドコンピューティング上でのアプリケーション開発に興味のある方は、ご一報ください。お待ちしています。
GoogleAmazonのクラウドコンピューティングの内容、違いは、下記のページに詳しい。
●クラウドコンピューティングの現在
http://www.techworld.jp/topics/cloud/101834/
社内でiPhoneが大流行。個性を出すためアクセサリーで差別化をはかる人が増えています。阪神タイガース仕様？を紹介します。私には、なんだか生き物のように見えてしまいます。
iPodTouchと同じと考える人もいるようですが、インターネットにいつでも、どこでも繋がるようになると、全然違ってきます。
形は同じですが、iPodTouchは、音楽再生用の機械として利用していましたが、iPhoneを購入してからは、ノートパソコンの代用として利用することが増えました。
また、この投稿自体が、iPohneから、blogへの初投稿になります。写真もiPhoneで撮影したものです。出先から簡単にblogを更新することができます。
携帯電話からiPhoneへの変更は、まさに、ワープロからパソコンへの変化のような大きな変化です。ワープロを使っている人は、PCより便利と主張していまいたが、気がつけば、ワープロは駆逐され、PCに置き換わっていました。
iPhoneは、既存の携帯電話の将来を変えてしまう記念すべき歴史的な製品であるという確信が日々、大きくなるばかりです。
日本の携帯電話会社は、いろいろな契約上の縛りを設けていますが、違約金やペナルティを支払ってでも、歴史的な機械を一日でも早く手に入れ、実際に毎日使ってみることが非情に大切だと思います。
iPhoneでeラーニングをどんどん利用する日が、当たり前にやってくると、人間の学び方そのものに大きな変化が生まれることでしょう。
「eラーニングをすべての人に！」提供していくために、最高の端末が誕生したことを非情に嬉しく思います。
eラーニングとコンプライアンスの組み合わせは、相性の良い組み合わせの1つです。
KiBANでeラーニングを導入させていただくときにも、コンプライアンス、セキュリティ、個人情報保護、ISO対策などは、もっとも多い利用例の1つです。
大学にもコンプライアンスが求められる時代になったのだと驚き、そして良いところに目を付けて、サービスを提供されるなぁ、、、と感心するサービスが誕生しましたので、簡単に紹介をしておきます。
富士ゼロックス株式会社さんと、株式会社ライトワークスさんが、eラーニング教育コンテンツとして、「大学・研究機関向け 公的研究費の適正利用ガイド」を8月11日より販売されるそうです。
大学・研究機関において、公的研究費が不正利用される不祥事が相次いだことを受け、昨年2月「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン（実施 基準）:文部科学省」が制定されたことを受け、全職員を対象 に、不正行為を防止するためのコンプライアンスの徹底と理解することを目的に作られたコンテンツのようです。
●共同通信PRワイヤー
http://prw.kyodonews.jp/open/nfrelease.do?r=200808117682
で、詳細をご覧いただくことができるようです。
KiBANのeラーニングシステムを、iPhone、iPod Touch向けに、コツコツと開発作業を進めていますが、インターフェイスのテンプレートが配布されているとの記事を見つけました。
iPhone、iPod用のeラーニングシステム画面開発が、すごく便利になりそうな予感です。
●iPhone/iPod Touch向けインタフェーステンプレート「iPhone Universal」
http://www.moongift.jp/2008/08/iphone_universal/
お客様から、色々な要望を受けます。「eラーニングをすべての人に」を実現することに繋がるのであれば、短期の損得ではなく、きちんと対応していくことが重要だと思っています。
最近、SCORMに関する講習会（SCORMアセッサ試験が近づいているからでしょうか、、、）や、Moodleについて記述したら、Moodleについての勉強会を開いて欲しいとの要望をいただきました。
なるほど、これは一肌脱がないと、、、です。8月中に、上記勉強会を開催します。弊社KiBANとの合同の勉強会ですが、広くどなたでも参加していただけるよう、ご案内をするようにします。
もちろん無料で参加可能にしますので、eラーニングについて、より深く学びたい人は、ご参加いただければと思います。
お客様から、ロータスノーツ対応のeラーニングシステムのリクエストをいただきました。eLearning Manager 4Uでは、ノーツとの連動が難しいので、ロータス自体が、eラーニングシステムを開発していないか、確認してみたら、IBMに買収された後も、開発は継続的におこなわれていたようです。
今知ったばかりで、ノーツ対応が出来ているかどうかも、これから確認していきますが、IBMに買収された後も、開発が継続されたことを、どても嬉しく思います。
IBM Lotus Learning Management System 1.0
http://www-06.ibm.com/jp/software/lotus/products/lms105/
IBM Lotus Learning Management Systemは、柔軟性と拡張性が高く、さまざまな業界標準に準拠した教育管理システム（＝Learning Management System）です。Lotus Learning Management Systemの導入により、部門内から企業全体にわたるまで、効率的かつ効果的な教育プロクラムを提供する環境を構築することができます。合わせて、電子的な研修（e-ラーニング）と伝統的な集合研修（教室学習）を統合的に管理することができるようになります。
