ある日、郵便ポストを見ると[私達、結婚しました。]って、結婚報告ハガキが届いていました。
見覚えのない人だったので、妻の友人だと思い、机の上に置いていましたが、2、3日経っても机の上に置きっぱなし。
片付けるのが面倒なのだろうと思い、特に気にかけることもなく、そのままにしていました。
数日後の食事時、ハガキの丁度顔の部分が汚れていたので、派手なメイクをしてるように見えたので、
私『すごいメイクだなって思ったら、ハガキが汚れていたんだね』
っと、ハガキの話をしたんです。
そうすると、
妻『そうね。でこの人誰?』
って返事が返ってきたんです。
てっきり、妻の友人からだと思っていた私は、驚きました。
私『えっ!?友達じゃないの?』
妻『知らない。誰?』
ふたりともハガキを見返して、記憶をあさりました。
私のほうは、まったく思い出せません。
きっと妻の友人だろうと思って、妻が思いだすのを待っていました。
そうすると、
妻『あっ!Yさんだ!』
やっぱり、友人なんだー!と思ったんですが、
妻『あのYさんだよ!』
と私も知っている人のように、声をかけたんです。
私『え?Yさん??』
私『そんな人知ら。。』『えっ!Yさん!?』
思い出したんです。
旧姓を見て、Yさんのことを。
実は、この新婦のYさん、数年前に私達夫婦の結婚式を担当したホテルの人なんです。
でも、Yさんはそのホテルを数年前に辞めていて、ハガキで、退職しましたという知らせをくれていました。
その時は、会社でのお決まりの挨拶なのかなと思っていたので、そんなに気にとめなかったんです。
まさか、退社しているにも係らず、結婚報告のハガキが届くなんて思ってもみないですよね。
確か、Yさんの”初”担当の夫婦が私達だったんです。
妻と、すごく思い入れがあるのかなって話をして、返事を書くことにしました。
思いがけない人からのハガキって、なんかいいですね。
なんだか何度もハガキを見て、ほっこりとした気持ちになれた日でした。
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