eラーニング支援室の井手です。
私たちeラーニング支援室の存在意義は、お客様すべての人に、キバンのこと、キバンの商品のこと、そして私たち自身のことを充分に理解、納得していただく必要があり、その結果として私たちを選んで下さり、私たちの商品をご購入して下さることだと、以前述べました。
少々回りくどい言い方をしましたが、この信念は貫き通したいと考えています。
私の母は、早くに両親を亡くし、長女であった母は5人の弟たちの母親代わりでもあったようです。祖母の毛糸の問屋を継いだ若き日の母は、仕事以外にも弟たちの面倒や家のことを寝る間も惜しんでやっていたと言います。
そんな母から、こんなことを聞いたことがありました。
商売は「尊して徳採れ」。お客様を喜ばせて、目先は損をしたように見えてもお客様を尊敬して喜んで頂く、その「尊」。それを続けていれば、いつかは「徳」となって帰ってくると。「尊して徳採れ」であって、決して「損して得取れ」ではないと。
当時の私には、母の言葉は、単なる言葉遊びに思えましたが、今こうして「eラーニング支援室」の意義を考えるにつけ、苦労した母が私に伝えたかった「尊して徳採れ」は、本当の意味でお客様に選んで頂くための秘訣であり、唯一無二の名言に思えてきます。
私は母の教えの「尊して徳採れ」を10分の1くらいは実践でき、そしてその意味をキバンの若い社員に伝え続けていこうと考えています。
eラーニング支援室 室長 井手啓人
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